検定の各種規定

検定「審査員」の規定(2025.4.1更新)

 

 

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検定「審査員」の規定

 

【1】審査員は、結果と内容を説明し、必要があれば代案を実演する。

  複数の審査員での検定の場合、それぞれ採点し平均点を出す。審査員は挑戦者ごとに「目合わせ」を行う。ライセンス審査の結果と講評は、全ての挑戦者が受検し終わってから参加者全員に発表する。点数及び該当級は、必ず受検者に公表する。指定された授業時間を2パーセント以上オーバーしたら、評定外とする。例えば、5分の授業は6秒以上、7分の授業は8秒以上、10分の授業は12秒以上、12分の授業は15秒以上オーバーしたら評定外とする。

 

【2】「飛び級・飛び段」(2025.4.1施行)

 1. 「飛び級・飛び段は原則として認めない」ことを基本とする。
   ただし、「例外的に極めて優れた授業」の場合、以下のように飛び級・飛び段を認める場合がある。
  1.1. E・F表→優れた授業の場合、現地審査員の判断で2つまたは3つまでの飛び級を認める場合がある。(例:35級→32級)
    1.1.1. E表からD表への表代わりの「初受検」で優れた授業の場合にも、2つまたは3つまでの飛び級を認める場合がある。
    1.1.2. それ以上の飛び級は、例外なく一切認めない。
  1.2. D表→非常に優れた授業の場合、現地審査員の判断で2つまでの飛び級を認める場合がある。(例:27級→25級) それ以上の飛び級は、例外なく一切認めない。
  1.3. C表→非常に優れた授業の場合、2つまでの飛び級を認める場合がある。(例:20級→18級)
    1.3.1. また、D表からC表への表代わりの「初受検」で非常に優れた授業の場合にも、2つまたは3つまでの飛び級を認める場合がある。
    1.3.2. ただし、現地審査員は明確な理由(注1)を検定事務局に報告する必要がある。
    1.3.3. 理由を報告しなかった場合は飛び級を認めず点数はそのままで1つだけの昇級とする。
    1.3.4. それ以上の飛び級は、例外なく一切認めない。
  1.4. B表→飛び級・飛び段は、原則認めない。
    1.4.1. 現地審査員に七段以上が含まれ、その審査員が審査した場合は2つまでの飛び級を認める場合がある。
    1.4.2. また、C表からB表への表代わりの「初受検」で非常に優れた授業の場合にも、2つまたは3つまでの飛び級を認める場合がある。
    1.4.3. ただし、現地審査員は明確な理由(注2)を検定事務局に報告する必要がある。
    1.4.4. 理由を報告しなかった場合は飛び級、飛び段を認めず点数はそのままで1つだけの昇級とする。
    1.4.5. それ以上の飛び級・飛び段は、例外なく一切認めない。
  1.5. A表→飛び段は、原則認めない。
    1.5.1. ただし、最高師範、及び最高師範が指名した審査員2名の合計3名が直接会場で審査した場合、2つまでの飛び段を認める場合がある。
    1.5.2. また、B表からA表への表代わりの「初受検」で非常に優れた授業の場合にも、2つまでの飛び段を認める場合がある。
    1.5.3. それ以上の飛び段は、例外なく一切認めない。

 

参考)なお旧規約において2025年3月末日までの受検において飛び級した場合は以下にしたがいます

   飛び級・飛び段で昇級・昇段の更新報告をする場合には、次の内容を事務局に送る。

   1)受検者の指導案

   2)当日の受検者の授業映像

   3)当日の審査員の審査映像

   4)「飛び級・飛び段」になった理由の報告文(検定審査員が記述)

   5)当日の審査表

  上記の内容が送られてない場合、また送られても適切ではないと事務局が判断する場合には、飛び級・飛び段を認めない。

  ただし、F表E表D表受検の場合は次のようにする。

   1)F表受検、E表受検、及びD表「初」受検の場合は、「飛び級」の規定は適用されない。
   2)D表「初」受検の場合には、原則として「30級〜27級」の範囲で認定される。
   3)その後は「飛び級」「飛び段」は原則として認めない。

 

 ※事務局は飛び級が発生した場合は、下記フォームより申請してください(一人の飛び級に対して一つのフォームでお願いします。複数いる場合は、その人ごとに申請してください)

     飛び級申請フォーム

 

【3】認定条件、授業時間、受検できる場、審査員の条件については上記の表の通りとする。

 ただし、「格」「前」がついている場合は、審査できないこととする。

 なお、審査当日までに受検し「格」「前」が取れた場合は、審査可能とする。

 

【4】A表またはB表の検定で諸事情があって原則を外れる場合には、TOSS代表が判断する。

 

【5】F表・E表では、正式な検定を受けなくてもサークルでの模擬授業により無条件で級に認定される場合がある。

  その基準は、サークル内で11回模擬授業→33級。8回→34級。5回→35級とする。またこの場合 E表を受検したこととする。

      その場合は、サークル代表が申請し 級に見合った得点 及び 代表となる授業内容 を登録申請する

 

【6】審査員は授業技量検定用集計シートを使ってもよい。

  「TOSS授業技量検定審査集計表」(Excel版)
  「TOSS授業技量検定審査集計表」(スプレッドシート版)

 

【7】審査員が、受検者の指導案や授業を事前に一度でも検討(コメント・代案等)した場合、その受検者の検定はできない。

 

【8】検定結果が前回の級・段より「下がった場合」は、「下がった検定結果の得点はそのまま」報告、「段・級」は「現在のもの(下がる前)」を報告し、「現級留置」として申請する。級・段は下がらず「現級留置」として記される。

 

【9】D表 受検できる場…「公開の場」について

 「合同例会」「○○サークル検定」「○○合宿」等、「公開の場」とは、必ずしもセミナーでなくても良い。
 

 

 

 

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